骨盤のゆがみチェック法

骨盤の状態チェック

 

では自分の骨盤の状態をチェックする方法についてお話ししましょう。

自分の骨盤がどの程度、どのようにゆがんでいるかをチェックすることになりますが、骨盤のゆがみ方は、実は各人の生活状態によってずいぶん違うものです。まずは自分の骨盤のゆがみ方やズレ方の特性を知った方が、骨盤を正しい位置に矯正しやすくもなります。

 

それは各人の骨盤のゆがみ方に応じたポーズで骨盤矯正体操などができるからで、そのポーズを重点的に行うことで、短時間で効率的に骨盤のゆがみ矯正ができるようになります。

 

骨盤のゆがみチェックの方法
  1. まず、床に横50cm×縦30cmの長方形の紙をできれば床に貼って固定させるようにして置いてください。
  2. 次にこの紙の横幅の中央に縦線を書き加えて、その中央の線をまたいで立ってください。
  3. 次はその場で目を閉じて、50回ゆっくり足踏みをしましょう。
  4. 50歩の足踏みが終了したらその場の位置を動かずに、目を開けて自分の足の位置のズレを確認します。

これで右回りか左回りに回転しているような場合は水太り型ということになり、右回りの人は右に、左回りの人は左に、骨盤がねじれていることになります。この回転角度が大きいほど骨盤のゆがみ度合いも大きいと考えてください。

 

  • ここでは冷え性やむくみといった自覚症状のある人が多くなっており、もしも足が長方形からはみ出ているような人の場合は、左右だけではなく前後にも骨盤がゆがんでいる可能性が高くなります。
  • 右か左にズレた人は骨盤が左右両方ともゆがんでいるので、骨盤の左右の高さが違っている可能性があります。又、左右どちらかの肩やお尻が下がっている場合もあります。
  • 前後にズレた人は骨盤が前後にゆがんでいます。おそらく便秘がひどく、下腹が出ている人が多いはずで、こうした自覚症状の原因が骨盤のゆがみにあることをしっかり把握しておきましょう。
  • 左右の脚の長さを見るのも骨盤のゆがみチェック方としては有効です。

 


page top